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スレッドNo.268

6/28~6/30ご投稿分 感想です

こんにちは。毎日暑いですね。ピンチヒッターの藍音ななをです。
感想を書かせていただきます。
皆さん初めて作品を拝見する気持ちで書かせていただきます。どうぞ宜しくお願いいたします。

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令和の世界 6/28ご投稿分 小林大鬼さん

コロナ禍の街を、マスクをしたまま無言で流れるように歩く街の人波に無機質な風を感じ、無情な風景を見た、という風景描写ですね。
無常観は別段令和だけに存在する物ではなく大正時代でも昭和でも、そして平成時代でも有ったわけなんですが、小林さんがとりわけ令和という今のこの時代に感じているのはご自身の心の中に無機質で大きな閉塞感を感じているんでしょうか。たしかに流行り病や外国での戦争、エネルギー問題や飢饉に気候変動と、今の私たちを取り巻く話題はあまり嬉しい話ばかりではありませんね。

何か心の中に彩りや光を見出せる出来事がありますように。

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売れない歌 6/29日ご投稿分 プラネタリウムさん

「畳の臭いが」と始まって、昭和の匂いがする古風なアパートかと思いきや「ワンルーム」と来たのでイメージが継ぎ接ぎでちょっと不思議な感じ。ここは「鼻をくすぐる一室」みたいな表現がよかったかもです(うーん、というか私の概念が古いのかな)。においも「臭い」だとくさい感じがするので「匂い」の方がいい気がします。「心臓を叩いた」という表現は胸をどつかれているようで心肺蘇生のように感じてしまうので「急かすように馳せる鼓動」とかなんとか、表現を変えてみると不要な句読点も除外出来ます。全体的にちょっとした言葉の言い回しや表現でまた違った感じに変わる詩だと思います。今のままだとベタな表現が多いので、どうしても40代くらいのミュージシャンをイメージしてしまいまして。

愛する人に聞かせたい生まれたばかりの歌を、逸る気持ちで初子のように胸に抱いてる若いミュージシャンの様子が目に見えるようです。出来たてのこの曲は彼女の推し曲になるでしょうね。

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猫の衣 6/29日ご投稿分 おおたにあかりさん

あぁ、ありますね異口同音。私は予測変換でたまにやってしまうんですが、同じ音で意味が違うとまったく意味が違った内容になってしまったりして。ここでは「幾重にも」という捉え方が正しいんでしょう。たぶん。そしてさぞかし暑くて重くて辛いだろうと気の毒で心配になるおおたにさんのやさしさがいいアクセントになってると思います。

言葉に思いを巡らせて面白いとメモを取る人に話し手は上機嫌になり猫そのものになる様子もまた読み手に「あー、あるある」と思わせて読み手を少し笑顔にできる作品でした。

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自己紹介 6/29日ご投稿分 秋冬さん

秋冬さんの自己紹介‥‥‥ではないですよね、たぶん。まだお若そうですし。
年を取って認知症になるとこんな感じになっちゃいますね。介護認定の時のことを思い出します。いやー、人って忘れちゃうんですよね。反復しないと。そして刺激がないと。

だんだん頭の中が空虚になっていく人を身内でもう6人見て来てますが、その各々を思い出してしまいます。年を取れば新しいことも古いことも大事なこともそうでないことも忘れて行ってしまう。お若い方でも鬱になって心の中が空虚になって行かれる方もおいでなのですが、最近は自分の周囲が認知症の老人ばかりなので自分のフィルター越しに読んでしまいました。認知症って空虚なようでも心の中に何かしらいっぱい詰まってたりして、人の心は難しいです。黙ってぼんやりしてるようでもなかなかいろんな事考えてるみたいでですね。絡まった糸みたいに思考が絡まって、で、それを整理して口に出すところまでが面倒になって「もういいや」とそのまま黙っていたり。あぁ、いろいろ考えちゃいますね。考えながら読ませていただきました。

でも実際こんな自己紹介されたら「あらー、哲学的ですねぇ」と聞き入ってしまいそうです。

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それにしても毎日ほんとに暑いですね。
こんなに暑いのになんで九州に生まれたのか悔しくてたまらない毎日です。早く冬が来ないかな。
暑いのもさる事ながら雨が少ないので水不足も心配だったり。

みなさまもどうぞしっかり水分と塩分を補給して、できるだけ涼しくお過ごしください。


     藍音ななを

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