九月の子どもたち エイジ
もう何もかもやり尽くしたよね
子供の頃に遊んだグラウンド
木の下に座ってみる
走馬灯のように甦る
懐かしいとき
すっかり脱力して気も抜けてしまった
きっと夏の暑さのせいさ
子供の頃に遊んだグラウンドで
俯きながらほっつき歩く
今はただ涙が頬を伝って
力をすべて使い果たした
今はただ涙が流れるだけ
子供たちが遊ぶのをただ見ていたい
けど僕の眼は虚空を彷徨っている
僕の肩に再び力が宿るのはいつ
何もかも出し尽くしたんだ
子供の頃に唄った歌
小声で口ずさんでみる
走馬灯のように甦る
無垢だったとき
流れる涙の訳は何?
もういいのさ
もういいのさ そんな事