樺島ゆう様 (青島江里)
☆虹をさがす 樺島ゆうさん
大変お待たせいたしました。
こちらの取り込みミスです。お気を使わせて申し訳ございません。ご連絡ありがとうございました。
天気雨の日って不思議ですよね。虹を探したくなる気持ち、個人的な感覚で言うと、花壇にホースで水まきしている時にみつける虹の感じかな。そう思うと、私も天気雨の日に虹を探したくなってきました。
二連目の決まって探す時は見つからないという気持ちもわかります。なぜなのでしょうね。探しあてたいって思っている時って、決まって見つからず。でも探しあてた時の喜びは最高にうれしく。この感覚って、よく考えてみれば、詩的な香りたっぷりですよね。この視点を詩にそそがれたこと、素敵なことだと思いました。
個人的に気になったところは、虹が現れるところの繋ぎ目ですね。
「アルバイトに遅刻しそうで走っていたとか」の「とか」ですね。取ってしまった方が、ぽん、ぽん、ぽん、と流れよく具体例を綴ることができると思いました。あとは、「そういう時だった」と「そしたらわたしはいつも」の続き「そしたら」も気になりました。私だったらこんな感じにするかな。
中学三年の冬の日
そういう時だった
立ち現れた虹を目にした時は
いつも
胸の中にある天気雨に濡れながら
数分だけ 虹を見つめている
薄くなって消えていくまで
立ち尽くし
虹を 見つめている
虹が現れた日の具体例の中に、天気雨の日という指定がなかったので、天気雨の思いというところにかけて、言葉を継ぎ足してみました。私のこの書き方では「いた」ではおかしくなるので「いる」にしました。私ならこんな感じです。作者さんの大切な作品の何かのご参考になればうれしいです。
偶然に願いが叶うことの不思議、その気づきが素敵な作品、今回は佳作一歩手前を。
樺島さん、貴重なお時間なのに、不安な気持ちにしまってごめんなさい。
ご投稿ありがとうございました。