紅葉の歌 おこぜ
秋が旬の幽霊は、蒼白な面持ちでこちらを見ている。
上半身だけが確認できる。
どうやら扉に挟まってしまったみたい。
解いてやると、ほっと息をついてから、急に紅くなる。
内気な幽霊は冷気をちらつかせて、何処かへと消えていった。
これが故郷の詩だそうだ。
秋が旬の幽霊は、蒼白な面持ちでこちらを見ている。
上半身だけが確認できる。
どうやら扉に挟まってしまったみたい。
解いてやると、ほっと息をついてから、急に紅くなる。
内気な幽霊は冷気をちらつかせて、何処かへと消えていった。
これが故郷の詩だそうだ。