島 秀生様 評のお礼 上田一眞
こんにちは。上田です。
拙作「母さん教えて」を丹念にお読み下さり、ありがとうございました。
詩は読者を意識して、答えを用意しておかないと作者の意図や趣意は通じない、とのご指摘、よく分かりました。
自分の意識の中に亡くなった母への追慕の情とともに、母が僕にくれた得体のしれない僕を突き動かしている何者かがあって、それを知りたいと欲する気持ちがあるんです。つまり幼い僕の考えや行動の素となった情念です。それを知りたいという気持ちですね。
言葉で表現するには漠然としすぎて詩に適さないのかもしれませ。ただこのテーマは追求して行きたいですね。僕の中にあるラディカルな思いです。