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スレッドNo.2946

三浦志郎様 評のお礼 上田一眞

こんにちは。上田です。

拙作「煉󠄁獄のニューギニア」をお読みくださりありがとうございました。
三浦さんの伯父上もニューギニア戦線にいらして戦死されたとのこと、誠にお気の毒なことでございます。

この話しは幼い頃、父から寝物語に聞かされた父の兄の実話なんですが、ニューギニアの西海岸で食べるものがなく、毒魚を食べて仲間が多く死ぬくだりは強烈なものがあり、怖くて忘れることができませんでした。

私は来月で70歳です。私たちの世代は戦争を直接体験していませんが、父母の戦争体験を肌で感じて育っており、今の時代、「平和」と対極にある「戦争」を次の世代に伝えて行く使命があると考えています。

私たちの世代はお盆など、親戚で集まったりすると必ず戦争の話しになり、おどろおどろしさと同時に戦争が身近な存在でした。私の一族は大陸からの引揚者でありましたし、父も出征し、母は従軍看護婦になろうとして看護婦養成所に通いました。物が食べれない苦しさを嫌というほど味わってもいます。

このような戦争の実相をどう語り伝えるか、僕にはその気持ちが強くありますので、暫くの間、僕の見聞きした「戦争」を詩に書きたいと思います。

とても石原吉郎のようなものは書けません。稚拙なものであることは覚悟の上で投稿いたします。詩として成立しているかご評価を頂けたらと思います。

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