青島江里様、ありがとうございました。 妻咲邦香
青島江里様、「幽霊の木」に評をいただきありがとうございました。秀作もありがとうございます。
箸休めみたいな感じで軽く読み流してもらえれば、と思って書きました。自分はこの先いったいいつまで詩を書いていられるのだろう?、と思った時に、書かなくなった時のことをふと考えたのです。私が詩を必要としなくなる、ということはどういう状況なのだろうか、と。幽霊は自分が幽霊であることは自覚していません。幽霊になってでも書き続けるのか、それとも目覚めて別の道を歩むのか。
よく「筆を折る」という言葉を目にしますが、ああいうのが私はよくわからなくて、私の場合はおそらく自然と、気が付いたらいつの間にか書かなくなっていた、という感じなのでしょうね。
タイトル「幽霊の木」、本文「幽霊みたいな木」、この書き分けによるニュアンスの違いは正直狙ってました。丁寧でとても広がりのある読みをしてくださりありがとうございます。また次回よろしくお願いいたします。