からすの唄
朝日に照らされ、二羽のからすがとんでいる。
右にとんでは右、
左にとんでは左、
電線に止まっては並び、
朝日を見ては未来を願い、
時々、黄昏の夕陽を想う。
今朝も街へとんでいく。
暮らしを想い、子を思い、
くっわー、くっわー、
二羽のからすがとんでいく。
くっわー、くっわー、くっわあー
おしどりとからかわれ恥ずかしい。
くっわー、くっわー、ぐわあー、
日々も夢も分かち合い、
くっわー、くっわあー。
くっわー、くっわあー 、
二羽のからすが街にきえてった。