青島江里さまへ 評のお礼です 樺里ゆう
青島様
大変お忙しい中、拙作「美しい時代」に評を頂き、誠にありがとうございます。
とても真摯に読み込んでくださり、また佳作まで頂けて本当に嬉しいです。
伝わりにくいかな、と案じていたところも「読みやすい」と言って頂けて、安心しました。
この詩の前半部分は、実際に2022年当時大学四年生だった私の実体験そのままです。ちょうどその頃、ウクライナの戦争はもちろん、アフガニスタンの大洪水でたくさんの人々が苦境に立たされていました。
また、渡邊白泉のこの俳句は、彼が知人の娘さんの誕生日に送った作品です。ただ、白泉はこの俳句の中の「マリ」を、世界中のどこにでもいる普通の女の子の象徴として登場させたのだと、幼いころ読んだ解説本(夏石番矢編著『満点ゲットシリーズ ちびまる子ちゃんの俳句教室』集英社、2002年)に書いてあり、印象に残っていました。
今回、私が「マリ」の姿を借りたことが功を奏したのであれば何よりです。これからも精進いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
改めまして、本当にありがとうございました。