島様 評のお礼です。 荒木章太郎
詩の構造について教えていただきありがとうございます。目から鱗が落ちるとはこのことかと感じました。読み手に伝わる詩がなかなか書けない理由が一つ理解できました。私の詩には枠組み(身体)がないのです。これまで初連の大切さについて意識したことがありませんでした。詩の出だしは比喩を置かないようにしたり、ゆっくり表現してみたりして読む人とイメーシを共有することを意識して描いてみます。
実はこの作品は被災地の避難所に届けられるたくさんの千羽鶴がゴミになってしまい、避難所暮らしをしている人達の負担になっているという話を見聞きした時に生まれたイメージです。ごちゃごちゃ考えているうちに場所が病室になってしまいました。
アドバイス通り改めて書き直してみたら、私自身の詩に対する景色が一段階広がったように感じます。貴重なご助言重ねてお礼申し上げます。