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スレッドNo.3910

三浦志郎様 評のお礼です 上田一眞

こんにちは。上田です。

終戦における大陸からの引き揚げについては多くが語られ、書かれています。その艱難辛苦を口で表すのは難しいが、一度は挑戦してみたいテーマでした。 

私の一族は父方、母方ともに朝鮮からの引き揚げ者が多く、法事など身内での集まりでは自然引き揚げ時の困難が語られました。そのような環境にあったこと、父母は話し上手で、寝物語に聞かされた逸話は大層リアルで私の心に深く刻まれました。

ご指摘のようにこの物語の船には父は乗っておりませんが、引き揚げた後、一家が住んだ菊川(現下関市)で、祖父や伯母、伯父から詳細な話しを聞いたようです。

又聞きではありますが、父から聞いた引き揚げ時の困難は非常にリアルで、あたかも自分が乗船していたような気分になったものです。富海海岸から釜山に引き返した祖父のくだりは何度聞いても、凄いと思わされました。
いかにも長州人的でしょう。
ここらは小説にでもならないかなと思っています。

私の詩に迫力を与えてくれた今は亡き祖父に感謝です。また、そこのところを読み込んで下さった上、高い評価を与えて下さった三浦さんには本当に感謝しています。ありがとうございました。

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