純愛少女 プラネタリウム
貴方はついぞ一度も口にしなかった
欲しくてたまらなかったあの言葉
いつかは告げてくれると待っていたの
それは私が子どもだから?
……いいえ、違う
貴方が本当に私のことを想っていたからね
──いつかまた必ず会える
初めてくれた明確な約束は涙の味がした
互いに嘘だとわかっていたの
そんな結末しかなかったことも
今は枯れてしまったブルースターも
また絶対に目の覚めるような空色になる
そう信じることは笑わないでしょ?
過ごした時間は消えはしないし
消すことなんて私が私に許しはしない
永遠に抱き締めて生きていくの
それがどんな終焉を呼び込もうとも
命懸けだった純愛を守り続けるわ