朝 相野零次
僕はいなくなりたい
君たちと共に
精神は何度でも蘇るから
身体は触れ合ったまま
夜の海に身投げしたい
冷たい水に心も身体も浸食されて
何も感じなくなって
そのまま海の底まで堕ちていきたい
夜明けがくれば
浮かび上がる
みんな一緒に
一糸纏わぬ姿で
眠りながら
朝の光に照らされて
徐々に眼が覚める
あくびをしながら
裸のまま
砂浜をあがって
街へ駆け出し
我が家へ戻る
布団のうえに寝っ転がり
また眼が覚める
僕はいなくなりたい
君たちと共に
精神は何度でも蘇るから
身体は触れ合ったまま
夜の海に身投げしたい
冷たい水に心も身体も浸食されて
何も感じなくなって
そのまま海の底まで堕ちていきたい
夜明けがくれば
浮かび上がる
みんな一緒に
一糸纏わぬ姿で
眠りながら
朝の光に照らされて
徐々に眼が覚める
あくびをしながら
裸のまま
砂浜をあがって
街へ駆け出し
我が家へ戻る
布団のうえに寝っ転がり
また眼が覚める