雨音さま、ご詩評の御礼 もりた りの
雨音さま、この度は、「モンシロチョウを追いかけて」にご詩評くださり誠にありがとうございました。
また御礼が遅れて申し訳ございませんでした。
ご指摘により、より良いものができる感触がありまして、見直したものも一緒にアップしたいと思っていましたら遅れてしまいました。(もちろん、再ご詩評は無用でございます)
前半の4行はご指摘頂いた修正でとてもスッキリ致しました。
この詩の情景は、実際に見たことから発想を得ました。公園で幼児が長い長い虫取り網を振り回しチョウを追いかけいて、思わず笑ってしまうくらい印象深かったもので。
それが虫取り網の長さ表現にこだわってしまうことになり、リズムが悪くなっておりました。
連を塊にするのも、間ができて落ち着く感じになりました。
結果、全然違う詩になり見違えました。
どうもありがとうございます。
引き続き何卒よろしくお願い致します。
「モンシロチョウを追いかけて」(推考版)
麦わら帽に虫かご
せいの高さの虫取り網
あたりを見渡す幼子
菜の花畑でやっと見つけた
モンシロチョウ
そっと近づき網を振る
思いの網はチョウを捉えて
うつつの網は空を捉えて
チョウの行方を追いかける
思いの網と
うつつの網の
ふたつを持って