ねむり 相野零次
人は ねむる
結局 ねむる
だって明日があるから
今日のままではいられない
あたらしい服を着るように
陽の光をあたらしく浴び直して
明日を迎える
そのまえにゆっくりねむり
古くなった心を洗濯するのだろうか
眠らずに過ごすのはよくない
心が混沌としたまま
地続きの朝を迎える
人のことわりに反することではないか
人は ねむる
だからねむる
爽やかなゆめのひとときを経て
コーヒーの一杯でも飲むために
人は ねむる
結局 ねむる
だって明日があるから
今日のままではいられない
あたらしい服を着るように
陽の光をあたらしく浴び直して
明日を迎える
そのまえにゆっくりねむり
古くなった心を洗濯するのだろうか
眠らずに過ごすのはよくない
心が混沌としたまま
地続きの朝を迎える
人のことわりに反することではないか
人は ねむる
だからねむる
爽やかなゆめのひとときを経て
コーヒーの一杯でも飲むために