水無川 様 評のお礼です。 荒木章太郎
いつも読んで下さりありがとうございました。本作では少しでも読み手に伝わる詩が書けて良かったです。私は1960年代後半生まれです。60年代、70年代のカルチャー、ウッドストックとか学生運動、反戦運動を行なっていた世代の人達にお世話になりました。そんな世代を生きた人達への憧れ、羨ましさ、失望、不満の感情だけではなく、批判や周りのせいばかりにして、甘えてしまって、無関心を装い自分から行動に移さない私自身、同世代を応援する気持ちも描きたかった。異質なものを排他したり、対立する考えを潰す、従わせるという方法ではない変革の仕方があるのではないか。それをリフォームで喩えてみました。今後も時代批判の詩を書きたい気持ちは強いのですが、とても難しいと感じております。