怒りの弾丸 松本福広
関係ない誰かが被災するような
どこに降るかわからない
未正確な隕石なんてごめんだ。
的を一心に見て集中する。
一筋の疾風と爆発力を魅せる
弾丸になりたい。一発で貫くんだ。
弾丸を放つ時はは氷のように
冷たく研ぎ澄ませたい。
正確にー273℃を測るように。
他に熱は与えない。
私自身、私の手、私が握る拳銃。
そして、そこから放たれる弾丸と
その弾道。この一線だけでいい。
的だけ砕けてほしい。
冷たくなるのも熱くなるのも
自分だけでいい。
私は私の目で、その的を睨みつける。
関係ない誰かが被災するような
どこに降るかわからない
未正確な隕石なんてごめんだ。
的を一心に見て集中する。
一筋の疾風と爆発力を魅せる
弾丸になりたい。一発で貫くんだ。
弾丸を放つ時はは氷のように
冷たく研ぎ澄ませたい。
正確にー273℃を測るように。
他に熱は与えない。
私自身、私の手、私が握る拳銃。
そして、そこから放たれる弾丸と
その弾道。この一線だけでいい。
的だけ砕けてほしい。
冷たくなるのも熱くなるのも
自分だけでいい。
私は私の目で、その的を睨みつける。