あこがれ 埼玉のさっちゃん
憧れを抱いていた
ただそれだけだった
貴方の姿
声を聴きたくて逢いにきてしまった
遠くから眺めている
それだけでいい
でも
駆け寄って話したい
この二つの想いが私の心の中で巡っている
じれったい自分がもどかしい
映画のような恋は夢のまた夢
手が届きそうで届かない
そんな距離感もいい
貴方の周りには恋焦がれている人が多くて
その中に入りたくても入れない
けれど一通の手紙を渡せた
大きな進歩だ
これから先どうなるか分からない
モヤモヤしながら
来ることのない手紙に期待している
こんな気持ちは久しぶりだ
夏の終わりの空を眺めながら頬杖をついている
秋風が少し薫る午後の一時