夏詩 秋冬
真夏の陽射し
真昼の熱歩道
年々つらくなる
外回り
木陰を見つけ
寄りかかる
青い葉脈が
光を遮る
全力の鳴き声が
全身に沁み響く
立ち止まると
汗が噴き出る
夏空に
たゆたう夏雲
命懸けで鳴く蝉
命懸けで働く俺
命が輝き
命が霞む
目を閉じて
水筒の麦茶を飲む
水を飲むなと叱られた
夏合宿は遠い昔の記憶
蹴って走った仲間も
同じ空を眺めているのだろうか
真夏の陽射し
真昼の熱歩道
年々つらくなる
外回り
木陰を見つけ
寄りかかる
青い葉脈が
光を遮る
全力の鳴き声が
全身に沁み響く
立ち止まると
汗が噴き出る
夏空に
たゆたう夏雲
命懸けで鳴く蝉
命懸けで働く俺
命が輝き
命が霞む
目を閉じて
水筒の麦茶を飲む
水を飲むなと叱られた
夏合宿は遠い昔の記憶
蹴って走った仲間も
同じ空を眺めているのだろうか