島秀生様、評の御礼と説明
「雨の焼きそば屋」に感想と批評をありがとうございます。
まずご指摘されていた2つの欠陥を説明します。
五月一日祖母が亡くなった〜母から聞いたのは雨の水海道駅
つまり水海道駅に着いて、初めて祖母が亡くなったことを聞いたばかり。
葬儀の予定はこの後知らされました。葬儀云々の話になるとは。
またなぜ店を探したのかが書かれていないとの事ですが、
五月一日は日曜日〜水海道駅周辺は食事をする所を見つけるには
携帯で探すしかありません。その一軒が焼きそば屋でした。
ここには描かれていませんが、亡くなった祖母は専業主婦で、
祖父が家を建ててから、千葉を出ることはほぼありませんでした。
そのため、自分には祖父母の家で過ごした記憶しかないので、
思い出の店はありません。古い焼きそば屋を切り盛りするお婆さんが
自分の祖母の姿と重なり、また生活感溢れる店が祖父母の家とも
重なったのだと思います。炬燵に入る老夫婦の姿も含めて。
ただそこまで詩に盛り込むのはその時には考えておらず、
説明的で長くなりそうなので、余計なものを省いたかと思います。