井嶋りゅう様、「翡翠」に関する評と感想をありがとうございました。 秋乃 夕陽
井嶋りゅう様、「翡翠」に関する評と感想をありがとうございました。
佳作にしていただき大変嬉しく思います。
タイトルや終連にも登場する「翡翠」、実はそのままずばり、喫茶店の名前だったりします。
この喫茶店は1966年(昭和41年)に創業して以来、様々なドラマのロケ地となったらしいのですが、今まで何度も通り過ぎるなどして目にしたことはあっても訪れたことはなく、今年やっと「社会保険労務士試験」後の休息という機会を得て訪れることができました。
一度は行ってみたい喫茶店の一つでもあったのですが、やはり一種の不思議な雰囲気のする昭和レトロ風の喫茶店で、子どもの時分には少々入りづらかったのかもしれませんね。
しかし入ってみるとなかなか居心地の良い喫茶店で、ご飯も美味しく、入店中に気がつけばあっという間に詩が出来上がっていました。
外は土砂降りの雨、室内は間接照明でレトロな調度品に囲まれているというシチュエーションで、まさに先般の現実に起きた出来事を回想し、その出来事からの開放感を表現するのにはうってつけの場所と状況でした。
井嶋さんが評価してくださった「さりげなく告白する」ような文体で描けたのもこの喫茶店のおかげかもしれません。
これからも地元に古くから根付いた人や場所を大切に描き続けたいと思いますので、よろしくお願いします。