青島江里様、「何もない日曜日」に関する評と感想をありがとうございます。 秋乃 夕陽
青島江里様、「何もない日曜日」に関する評と感想をありがとうございます。
ところどころ強い風が吹くと木の葉が揺れてまるで討論しあっているように見えますね。
それが窓越しからだと(風で揺らいではいるけれど)まるで一枚の明るい絵画のようだったので、そのまま見たままを素直に描きました。
青島様の仰る通り静と動として考えた場合、一目には矛盾して見えるものも、よくよく観察すれば整合性のとれた言葉として息づいてゆくのかもしれませんね。
しかも有り難いことに私の詩から「何を持って生きていいのかを考えることもないまま、時に身をまかせるだけの虚しさ」や「なにかをしなくてはという、無意識の焦り」を感じて頂いて、人によって様々な視点があり、やはり詩というものは興味深いものだなと思いました。
しかしそう捉えると、やはり作者の気持ちが気になると思うのですが、当時の私は仕事に疲れ果てていたためか、ベーカリーの二階の喫茶スペースで何も考えずに佇んでいたかったんですよね。
「何もない日曜日」で、ただそこに流れている時間を大切にしたかった。
働く者にとっては貴重な休日であり、あくせく体や頭を動かすことのない一日を表現したかったのです。
このように不器用で不細工な詩ばかり書く私ですが、これからもなにとぞよろしくお願いします。