坂井一則さんの新聞記事 島 秀生
長くここで評者も務めてくれた、Kazu.さんこと、坂井一則さん。
(ちなみにKazu.さんの「穴」は、 2010年に最も読者を獲得したネット詩と評されています。同一人物です)
闘病生活を続ける中で、今回「中日詩賞奨励賞」を受賞されたことを称える記事です(中日新聞)。
もう病院に通う以外、外出することもできなくなっているんですが、脳腫瘍手術以降も
2冊の詩集を出し、術後2冊目の詩集となる『あなめあなめ』で同賞を受賞されました。
『あなめあなめ』は、
脳腫瘍に伴う失語症で、言葉を発せられない日も多い中で、紡がれた詩集です。
まさに魂の詩人ですね。頭が下がります。敬意しかない。
そして、彼がわれわれの仲間であり、友人であることを誇りに思います。