水無川 様 評のお礼です。 荒木章太郎
水無川様。佳作の評を頂きありがとうございました。この詩で表現したかったことが全て伝わったことに喜びを感じております。投稿当初からの思い「読み手に伝わる詩を書けるようになりたい。」が、ようやく叶った感じがします。読み取って下さったことを感謝致します。
仕事の関係で、ミッシェル・フーコーを中心にポスト構造主義を勉強していたのですが、ある動画で、哲学者の方がフーコーはフランス語の原著を読まないと理解できないという話をしていました。フランス語が話せない私は悲しくなりました。このように、現代社会では、学び、考えることを諦めさせられたり、情報と共に人も分断させられたりすることが多いと思うのです。本作では、ジル・ドゥルーズの概念をはじめとするフランス哲学から学んだことを、今の私が生きている日本の現代社会でどのように生かすかという難しいテーマを、諦めずに描き切れて良かったと思います。