明日は来るかしら 司 龍之介
悲しいからこそ
どこかへ行くの
部屋にいると
涙で溺れるから
わからないことが多すぎて
頭がぼんやりするけど
とにかく歩いた
もう何を考えてたのか
忘れてしまった
朝に食べたフルーツは
バナナとりんご
いつもの味で美味しい
あなたのことは考えてなかった
知らないことが多すぎて
まるで私だけ取り残された世界
ひとりぼっちで佇み
あなたのことと
自分はどうしたいのか考える
私はもうどこにも行けない
そんなことを思ってしまった
さて、音楽でも聴こうか
いつもこう
考えるのが嫌になった時
何もしたくない時
誰かの歌声や楽器の音にしか
耳を傾けれなくなる
明日は来るかしら
もし来なかったら
今、流れる音楽が
この世界の最後のメロディ
世界が消滅して
このメロディだけが
ずっと流れ続ける
誰か聴いてくれる人が来るまで
辛抱強くループ再生する
私を謳ってるの