君ときどき僕 ふわり座
君と僕 二人階段登って転がり落ちた
心の中は解けて大空いっぱいに
シャボン玉飛ばして一つ一つ割れてゆくけど
二人はいつまでも壊れたりしない
だけどまだまだサイン一つじゃ分かり合えないから
織姫と彦星のようにお互いをたった一つの
存在になれる時まで夜空を羽ばたくよ
決して手の届かないくらい遠くにあるものに
手を伸ばす大切さを知ったのは
君を好きになったからだった
君の話を聞いて僕の話をする
そんな些細なことで有頂天になってしまう僕がいた
時に悔しくて悲しいこともある
笑顔ときどき涙 そんなこともあった
君は悲しい話も楽しい事のように話す
そんな君がとても愛おしくて
そして君の話の後に僕の話をする
さり気なく君のことが好きだと思わせるような話を
それって逃げてるかな
でも上手くいくような確かな予感
そして君の番 真っ直ぐに僕の目を見つめて
少し微笑んでいる
今度は僕の番 さり気なく手を握って
ゆっくり歩き出す 君はうつむき加減で
少しだけ照れている
そんなことしているうちに君の家に着いた
家に寄って行ってと君は言った
そして君の部屋に入りベッドに座った
君は 私を抱いて キスをして 抱きしめてと
連続攻撃
僕は深呼吸を一つして君を抱きしめた
今はこれが精一杯
君ときどき僕 二人の関係はそんな感じだ
それは今年初めての雪の日だった