MENU
1,158,910

スレッドNo.5014

色について語ること  松本福広

混じり合えない色同士だ
今は様々な色があるけれど
神様は最初は二色しか作らなかったようだ
禁断の果実が様々な色を作ったのだろう
白だけでも二百色あるという
それには収まらない色に溢れている
私はどちらの色のことも
一概には語る術をもっていない
個々を見れば時に混ざり合い新しい色を生み出し
時に叩きつけられ共存を許さない
内在する色
色は夢を見るのだろうか
色は目指す方向があるという
色は求める方向があるという
色はそれぞれに歴史をたどる
歴史の中で今に至り
私たちは様々な色があることを知る
膨大すぎる理解できない情報の処理に
今度は単純化に努めようとしてしまうのか
時折それを忘れそうになる
神様が作った二色は忘れそうになるほどに
様々な色がある中で
自由な色の獲得を
色の在り方を目指す中で
どうして
色を一元的に語りたいのだろう
様々な色彩が溢れ過ぎる中で
人はその色を扱うのに不十分なのか

編集・削除(未編集)

ロケットBBS

Page Top