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スレッドNo.5051

あの日の二人  ふわり座

僕の中の君が見つからない
気付かぬふりをしていた
いつしか膝をかかえて
涙を飲み込むようになっていた
とても懐かしい感覚 籠の中の鳥のようだった
夢の中では宇宙を自由に飛び回り時さえも止める
まるで君に抱かれているようで
何も欲しくはなかった

愛してる その本質は相手を思いやり
自分を包み隠さず表現して
同じ時間を歩み 共に手を取って 笑い合い
決して傷つけまいとする心
それらを大切に守り抜き
たった一人の存在と向き合い
約束を果たす覚悟を持つ
そういうものだと信じている
僕は欲張りだ 本当に欲しいものは
一番最後に手にするものだと
勝手に思い込んでいる
それは人生最後の時を君に見守られながら迎える
でもまだ君からの愛も手に入れてないのに
可笑しいよね

僕と君は幼馴染 でも不思議と二人の仲は
今でも新鮮なままだ だからなのか
まだ君を手に入れたという明確な実感がない
君に恋愛感情を抱かせるには
少し高めのハードルが用意されているようだ
それでも君のことは僕のものだと
心の奥底にしっかりと根を張っている

子供の頃から僕が前を走っていた
少し後ろで君が背中を支えてくれてたね
心の中 深い森で迷いながらも
前に進んでいた二人の旅路
君の笑顔があったから僕は諦めなかった
夢を叶えて君を手に入れるため全力で走り続けた
だから君も夢を叶えてよ
僕が支えるから
どうか信じて欲しい
雨上がりに朝陽が差し虹がかかったなら
二人の夢は叶うだろう

大切な想いかかえて
少しだけ大人になった僕ら いつかの約束も
もう少しで果たせそうだね
信じて歩みを止めなかったから
君の事にも決着がつく 必ず手に入れるよ
何があっても僕の気持ちは永遠に変わらない
たとえ越えられない壁が立ち塞がっても
あの日幼馴染になった二人の笑顔は本物だったから
きっと二人の出会いは間違いじゃなかったから

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