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スレッドNo.5117

三浦様 評のお礼です。  荒木章太郎

 本作を好意を持って読んで下さりありがとうございました。三浦様の解説と甘めの評のお陰で、本作で、やらかした私の間違いに気づくことができました。本作で私が表現したかったことは、社会に対する警鐘でした。主人公は家畜(牛)を食べながら、社畜として何十年も会社に飼い慣らされて牛のようになりつつあります。主体性を失いながら終末まで運ばれてゆく。ささやかな幸せを手にしてはいるものの、このまま終わりにして良いのでしょうか。同じように社畜になろうとする息子に対して、何か引き継ぐことはないのか。伝えるべきことはないか。そんな辛口なテーマを5連、6連、最終連を推敲しているうちに甘いテーマに変えてしまった。これが作風が変わってしまった理由です。相手に伝わる詩を書くことに執着しているうちに「伝えたいこと」を諦めてしまいました。読み手を意識しすぎたようで悔しいです。失敗を恐れずに書きたいテーマで本作を書き直してみたいです。

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