敗北
何者かが
ささやいてくる
「君はもうわたしのものだ」
何者かが
ささやいてくる
「君はそうやって生きてゆける」
だけど僕は恐怖に震えながら
そいつを食いちぎってやった
(ごらん 血みどろの口)
独りで生きるのは怖かったが
僕は毎日独りだった
僕はすべてをめちゃくちゃにしたかったが
僕はすべてをそのままに放っておいた
戦いながらいつも敗北を予感していた
何者かが
ささやいてくる
「君はもうわたしのものだ」
何者かが
ささやいてくる
「君はそうやって生きてゆける」
だけど僕は恐怖に震えながら
そいつを食いちぎってやった
(ごらん 血みどろの口)
独りで生きるのは怖かったが
僕は毎日独りだった
僕はすべてをめちゃくちゃにしたかったが
僕はすべてをそのままに放っておいた
戦いながらいつも敗北を予感していた