水無川 様 感想のお礼です。 荒木章太郎
いつも丁寧に読んで下さりありがとうございます。佳作の評いただき嬉しいです。水無川様の解釈通りです。「伝わった」と胸を撫で下ろすのですが、その一方で、相変わらず自分の作品の整理整頓ができずに、読み手に苦労ばかりおかけしてすいません。
終わりから3行目は、いつもの推敲不足「鉄のようだけど」です。悔しい。
本作は、愛する人が自転車と自動車の接触事故を起こして病院に運ばれ、無事手術が成功した時に生まれました。待合室では、テレビでトランプ大統領の対米関税交渉が流れています。私はこの後、相手方との示談交渉を控えている。執刀医から手術後のレントゲンを見せられて説明を受けている時、私達の体も一つの国だと思いました。人間関係も国家間交渉なのか。そう思うと、その一つ一つの関係性を丁寧に取り扱うことが世界平和につながるかもしれない。こうして「僕は君のしなやかなギブスでいたい」が出来上がりました。