花 社不
君は優しい文鳥で
僕はくたびれたカラスだから
同じ空を見ていても
共に飛ぶことはないだろう
君の水彩画は愛されて
僕の油絵は気味が悪い
隣に飾られるだけで
春の日差しの夢が見られる
君が宗教なら
僕は聖書を読んで
象の貯金箱を献金する
お金はいつだって少ししかない
後ろ姿を見ていた
ガラス越しの笑顔を見ていた
ストーカーなんて呼ばないでくれ
後をつけたりしないから
会話なんて出来なくて良い
たまに近くに座れるだけで
僕は詩を一つ創れる
君と詩の中で笑い合える
君は優しい文鳥で
僕はくたびれたカラスだから
同じ空を見ていても
共に飛ぶことはないだろう
君の水彩画は愛されて
僕の油絵は気味が悪い
隣に飾られるだけで
春の日差しの夢が見られる
君が宗教なら
僕は聖書を読んで
象の貯金箱を献金する
お金はいつだって少ししかない
後ろ姿を見ていた
ガラス越しの笑顔を見ていた
ストーカーなんて呼ばないでくれ
後をつけたりしないから
会話なんて出来なくて良い
たまに近くに座れるだけで
僕は詩を一つ創れる
君と詩の中で笑い合える