食べる 相野零次
いのちを飲み込んだら
舌の上に甘辛い何かが残った
ふんわりとした綿菓子は
少しの砂糖でも大きいのが出来る
僕らはちっぽけすぎて
あくびをしたくなる
肺にたくさん空気を取り込む
光、闇、
僕らを支配しているモノたちに告げる
僕らはそんな臆病じゃない!
ただ少し弱気になっただけ……
ナポリタンとカルボナーラ
どちらでも構わない
食べなきゃ生き残れないから
デザートはパインの缶詰め
そうして僕らは生きている
平凡の卵に未来を封じ込めて
いのちを飲み込んだら
舌の上に甘辛い何かが残った
ふんわりとした綿菓子は
少しの砂糖でも大きいのが出来る
僕らはちっぽけすぎて
あくびをしたくなる
肺にたくさん空気を取り込む
光、闇、
僕らを支配しているモノたちに告げる
僕らはそんな臆病じゃない!
ただ少し弱気になっただけ……
ナポリタンとカルボナーラ
どちらでも構わない
食べなきゃ生き残れないから
デザートはパインの缶詰め
そうして僕らは生きている
平凡の卵に未来を封じ込めて