やっぱりだいすき じじいじじい
がっこうからのかえりみち
はっぴょうかいのれんしゅうでおそくなった
ゆうがたくらくなりだした せまいみち
ザーザーよくふるあめのなかをあるいていると
ピチャピチャとうしろからあしおとがする
うしろをふりむいたらだれもいない
なんだろう?こわいなあと またあるきだした
ピチャピチャとまたうしろからあしおとがする
こわいとおもいながら うしろをふりむいた
だれもいない ゆうれいかな? こわいよ!
バシャバシャおとをたててはしってにげた
うしろからはバシャバシャとはしるおとがする
あしおとがおいかけてくる
こわいよ!わたしはなきながらにげた
だんだんちかづいてくる バシャバシャ!
いきなりうしろから「ワッ!」とおおきなこえ
うでをつかまれた
なきながらふりむくとパパだった
パパだよといいながら パパはわらってる
パパはおしごとのかえり わたしをみつけて
かくれながらおいかけてきたんだ
パパはわたしをおどろかせた
パパのばか!パパなんかだいきらい!
なきながらパパのむねをぶった
くらいみち ほんとうにこわかった
ゆうれいがでたとほんとうにおもった
でもね のこりのかえりみち
パパとてがつないであるいてくれたから
こわくなかった パパがとなりにいてくれるから
パパがわたしをまもってくれるから
やっぱりわたしはパパがだいすき