水無川 様 評のお礼です。 荒木章太郎
本作「ひとつになれない争いの窓辺で」につきまして、佳作の評を頂きありがとうございました。今回は、表現に飛躍があっても論理が飛躍しないよう、注意深く描くことができました。社会的存在としての私たち人間、個人と社会との関係性、そして集団力動をテーマとする作品は、今後も継続して創作していきたいと考えております。これまでは、作品を創作した時点で完結してしまうような感覚がありましたが、ここ一年は、自分の作品を愛せるようになりました。本作もその一つです。このように思えるのも、ひとえに、丁寧にお読みいただき、真摯なご評価を賜ったおかげであり、心より感謝申し上げます。