社不 希望
海はどこまでも海で 知らない世界へと続く
僕はどうしたって僕で いつも少しだけ疲れている
0にも100にもなれない毎日を 振り子のように揺れて
真ん中で止まっては また何かに動かされていく
階段を上っているのか 下っているのか
どちらが正解なのか 50でいたいのか
答えのない答えを 軸を 光を 小さな闇を
求めていた 今日も夜が始まる
砂時計の砂が全て落ちても 時は流れ続ける
空白の中にも 何かが存在している
僕の心の空白も 埋めなくて良いのかもしれない
僕はどこまでも僕で 知らない世界へと続く
いつかの知っている世界に 夢の中の約束のように静かに佇んでいる記憶がある
ガラス玉や万華鏡 木漏れ日や誰かの優しさ 楽しそうな子供
そんな眩しさが 確かな 触れられそうな希望が
僕の答えで
軸で
光で
小さな闇を
照らしてくれるのかもしれない
今日も朝が始まる