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スレッドNo.6079

輝く泡  司 龍之介

この道は
どこへ続く
この魂が何時も離さない
この温もり
彷徨う私の体を包み込む
己の道を歩くあなたの言葉
私はもう
訳もわからず泣いているのだ

迷子の
子猫さん
犬のお巡りさんが
声をかけてくれる
もう泣かなくていいよ
安心していればいい

私とあなた
きっと巡り合わせ
この先どうなろうと
感謝だけは忘れずに
生きていこうと思います

笑っておくれ
子猫さん
どんなに悲しくても
それはずっとじゃない
笑い声は天高く
助けを呼んでくれる

されど
人生一粒の泡
虹の輝きを反射し
華々しく弾けて消える
一瞬の出来事

私とあなた
子猫と犬

あらなんと
水面に浮かぶ
小さな泡なんでしょう

なぜこんなにも
温もりを感じるのでしょう

弾け消える時
振り返ると
なぜ全てが輝いて見えるのでしょう

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