秋 喜太郎
葉が一枚ひらひらと散った
枯れ果てて散りゆく葉
青葉のまま風に煽られ落ちる葉
一枚一枚の葉は
色も形も同じものは無い
ただ一本の木の木末にか弱く揺れている
太陽を浴びる葉もあれば
葉の影になる葉もある
雨に濡れる葉もあれば
葉の傘に守られる葉もある
やがて葉は色づき枯れを感じるのだろうか?
枯れて舞い落ちた葉は大地を色付け
やがて大地の糧となり木を育て
若い葉の糧となる
小さな葉が足元で舞った
まだ色づきは浅いが
カサっと耳に届いた音は
少し遅い秋の訪れを教えてくれた
葉が一枚ひらひらと散った
枯れ果てて散りゆく葉
青葉のまま風に煽られ落ちる葉
一枚一枚の葉は
色も形も同じものは無い
ただ一本の木の木末にか弱く揺れている
太陽を浴びる葉もあれば
葉の影になる葉もある
雨に濡れる葉もあれば
葉の傘に守られる葉もある
やがて葉は色づき枯れを感じるのだろうか?
枯れて舞い落ちた葉は大地を色付け
やがて大地の糧となり木を育て
若い葉の糧となる
小さな葉が足元で舞った
まだ色づきは浅いが
カサっと耳に届いた音は
少し遅い秋の訪れを教えてくれた