地球人 荒木章太郎
俺は過去に生きていた
考古学は無意識の森を伐採し
神話は惑星を星座に組み替え
二次元の海へ沈める
信仰は狂気をまっすぐにしようとし
重力は空間を歪めて曲線へと変え
哲学は生けるものを三次元の空へ浮かべる
異星人は言葉を使わないのだろうか
地球人である俺は
大きな石に生きざまを彫り
真実の欠片を刻む
正しいかどうかではなく
信じるための過程だ
俺は未来へと光る惑星になる
自ら輝くのではない
太陽の光を借りて輝き
そこに主体性が宿る
俺は過去に生きていた
考古学は無意識の森を伐採し
神話は惑星を星座に組み替え
二次元の海へ沈める
信仰は狂気をまっすぐにしようとし
重力は空間を歪めて曲線へと変え
哲学は生けるものを三次元の空へ浮かべる
異星人は言葉を使わないのだろうか
地球人である俺は
大きな石に生きざまを彫り
真実の欠片を刻む
正しいかどうかではなく
信じるための過程だ
俺は未来へと光る惑星になる
自ら輝くのではない
太陽の光を借りて輝き
そこに主体性が宿る