白い雪
しんしんと降る雪が
私の透明な心に積もった
私の心だから優しく育めば
透明なままで
ただ白く染まってくれたのかな
振り返れば虚しくて
寂しさから求めて頼って
身を委ねていれば自分の存在を感じられてた
拗ねて笑顔も忘れて腐っては
白く積もった雪は灰に塗れるように
黒ずんでいった
夏の暑ささえ冷たく感じるほどに
冷え切った心は黒ずんだ石のよう
死ぬために生まれるなんて
そんな思いが夢と現実の間を
ただゆらゆらと揺れて泣けもしない日々だった
偶然が奇跡と思えたのは
あなたと出会ってかなりの時間が過ぎてから
何の見返りも求めず
私の黒ずんだ石のような心を
両の手で包み込んだあなた
尖った私の心で手のひらを
何度も傷つけても
あなたは包み込んだ私の心の上に
雪のような涙を降らして
黒ずみを少しずつ洗い流してくれた
二度とあの頃のようには透明にはならないのに
期待してしまうこの心
夏の暑さが雪の冷たさに混ざり合えば
程よい温もりとなり
あなたに身も心も委ねらるの?
ああ 暖かい………頬を伝う涙が温かい
優しさの温もりの中で
尖った心はやがて丸みを帯びて
あなたの手の傷から流れる紅が
私の心を洗い流してゆく
こんな私はあなたへ何をすれば良いの?
あなたは私に何を望むの?
望むことなく与える事が愛の始まりだと
あなたは教えてくれました
私は………
私はあなたの透明な心に降り積もる
夏の日の雪になって
温もりになりたい