入院 相野零次
病気になって入院しています
元気はありませんが
せめてもの手慰みに
詩を書いています
思えばいろいろありました
辛い日々の中からわずかな
希望を拾い集めて生きています
春はまだかな
桜が恋しい
愛しいあなたに出会いたい
あなたに告げる言葉は見当たらないけど
黙って見つめ合うだけで伝わる何かがある
病室の真っ白な天井にあなたを
透かして見れば
微笑む横顔がみえる気がして
ああ僕はもう駄目かもしれません
弱気になるのです
不安になるのです
助けが欲しいのです
不穏な夜を乗り越え
カーテンを開けて光に包まれます
僕を癒すことはなくても
そこにはあなたも見ている朝があります
同じ光に包まれて
平等に平和な朝が始まります
おはようございます
お元気ですか?
僕は元気じゃないかもしれないけど
精一杯の今日を過ごそうと思います
愛するあなたへ
愛を込めて