「なりたい」 星影 流
きっとだけど
いや、多分
僕がなりたいのは
水なんだ
水って無いと困るのに
必要な時には無くて
でも、見つけた時には喜んでもらえる
水って無いと困るのに
困ってる人にも、困ってない人にも
何の隔てもなく使ってもらえる
水って無いと困るのに
間に合っていても邪魔にはされない
偉そうでもないし
ただ黙々と高い所から低い所へ流れて
時には大きな力を持て余す事もあるけれど
それが無いと命は困る
僕はそういうので いたいんだ
居ても邪魔にもされず
気がついた時に気軽にあって
誰かのほんの少しに なりたいんだ