昼下がり 公園のベンチ 君と二人 喜太郎
空が青くて 雲は白くて
公園のベンチで君の隣で座っている
君は少し離れた同じベンチを眺めている
老夫婦が座っている
『あんな風になれたらいいね』
そんな言葉でも言うのかな?と思いを寄せる
『どちらかが先に亡くなったら
残された方はどうするんだろう?』
言葉が出ない………
振り向き視線を合わせて
答えを求める君の眼差し
『あの二人にしかわからないよね』
そう言って立ち上がり背伸びをする君
何も言えなかった自分が
何故か情けなく感じて俯いた
『先に死なないでね』
笑いながら でも目は真剣に僕に刺した言葉
僕は君を亡くしたら生きていけるのだろうか?
なんて簡素で味気ない思いに自己嫌悪に包まれる
それでも死ぬまで一緒にいたいんだ