雨音様 評のお礼です。 荒木章太郎
拙作「電子化の帰り道」を丁寧にお読みくださり、温かい評をいただきありがとうございました。
構成は私自身にとっても難しい課題でしたので、電子化という現代的な行為を通して、肉体・記憶・信仰・思想へと続く流れを受け取っていただけたことに、胸を撫で下ろす思いでした。「神様がいた頃のほうが汚れていた」という一文や、涙で結ぶ終わりについても、AIが隅々まで行き渡る世界のなかで、見えない何かが静かに忍び寄ってくるような感覚を汲み取っていただけたことを、とても嬉しく思いました。
また、ご提案いただいたように「祈り」と「捧げる」という位置づけを整理することで、物質的なものや自己中心性を捧げる行為が、最後の「人の想いが胸に宿る」という言葉をより鮮明に浮かび上がらせるのだと気づかされました。
貴重なご指摘をありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。