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スレッドNo.7192

免罪符  ゆづは

私という枝を 空へ伸ばし
自分の風に吹かれるだけで
終わってゆく一日

無機質に光る
白い廊下のその奥で
車椅子に凭れ
西日に透ける あなたの横顔を
ふと 想うとき

吸い込む空気が 肺を削り
指先だけが 凍えてゆく
見守るための隙間さえ
私は 失くしたままで

届かない距離ではないのに
動けずにいる理由(わけ)を
免罪符のように 
強く握りしめている

この不器用な沈黙を
私なりの愛なのだと
名付けて逃げることを

赦さなくていい
ただ 
知っていてほしいのです

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