あの頃 相野零次
楽しかった夢も もうすぐ終わり
花火みたいに弾けて
最後の夢を散らすのは
僕がもうここからいなくなるから
僕のいたころの
記憶がキラキラと輝く
誰かが僕を褒めてくれる
偉かったねってちっちゃな頭を
人差し指で撫でてくれました
この詩をかいているのは
僕じゃありません
僕は生まれたばかりに
病気で亡くなる運命なのです
だからこの記憶も
僕のものじゃないかもしれません
それでもいいんです
誰かが頑張ったねと言ってくれました
お母さんかもしれません
僕は愛される記憶のまま
消えてなくなります
パパやママや知らない人
僕はまた何かに生まれ変わって
がんばります
ありがとう