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スレッドNo.7311

金平糖の恋  ゆづは

十三歳
あれを恋と呼べるかは
わからないけれど

当時流行っていたキャラクターの
ノートの隙間からこぼれ落ちた
拙い言の葉たち

甘くて どこか尖った
金平糖のような想いの欠片

今ではもう
記憶の輪郭さえ
何ひとつ 思い出せない

眩しかった横顔は
誰だったのだろう
西日が射し込む教室に
置き去りのまま

傷痕さえも
降り積もる記憶の層が
奥底へと沈めていった

あのきれいな金平糖は
とうに溶けて
いまは私の血のなかを巡っている

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