金平糖の恋 ゆづは
十三歳
あれを恋と呼べるかは
わからないけれど
当時流行っていたキャラクターの
ノートの隙間からこぼれ落ちた
拙い言の葉たち
甘くて どこか尖った
金平糖のような想いの欠片
今ではもう
記憶の輪郭さえ
何ひとつ 思い出せない
眩しかった横顔は
誰だったのだろう
西日が射し込む教室に
置き去りのまま
傷痕さえも
降り積もる記憶の層が
奥底へと沈めていった
あのきれいな金平糖は
とうに溶けて
いまは私の血のなかを巡っている
十三歳
あれを恋と呼べるかは
わからないけれど
当時流行っていたキャラクターの
ノートの隙間からこぼれ落ちた
拙い言の葉たち
甘くて どこか尖った
金平糖のような想いの欠片
今ではもう
記憶の輪郭さえ
何ひとつ 思い出せない
眩しかった横顔は
誰だったのだろう
西日が射し込む教室に
置き去りのまま
傷痕さえも
降り積もる記憶の層が
奥底へと沈めていった
あのきれいな金平糖は
とうに溶けて
いまは私の血のなかを巡っている