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スレッドNo.7343

ホトトギス トキ・ケッコウ

未明にホトトギスが急に鳴き出した。なかなか止まない。ふと思う。あれは捕食者に対する警告なのだと。そしてそれを広めようとする意志なのだと。しかしそれは立場を変えれば相手が「飢える」こと「餓死」することを意味するはず。なんとも言えない気分をもって私はそれを聞くのであった。

ホトトギス 喰われる者に知らしめて



生きものたちは生き急ぐ。でも死に急ぐものたちは実はいない。人間だけが言葉を繋いで。生きも死にもしない。では。私はどちらに与するのか。では。生きるものへか。いや。

では。それとも死ぬものへか。

ホトトギス 朝日の裏で夜を喰う



今朝。家中で一匹の小さな虫をつかまえた。外へ出してやろうと手のひらに収めていたが。外に出た頃には消えていた。

あの虫は。どこに行ったのだろう。
私は。どこに向かうのだろう。



すっかり日が昇って。梅雨を終える前の座興のように。

あたりはとても平らかに。

晴れた。

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