ロンリーとソリテュードの狭間 虹乃 衣里絵
学生の頃
三人グループで連んでいた
放課後には
寄り道をして遊んだ
それが いつしか
私以外の
二人だけで
行動するようになり
疎外感を覚え始めた
静かに去るしかなくて
友達が居なくなった
誰かが言っていた
三人グループは難しいよね と
強がりではなく
友達なんて要らない と思った
然し 口惜しかったのは
彼女等の就職先が
一流企業だった事
疎外感は膨らみ
二人から 嗤われていると
被害妄想に苛まれた
更に 私は病んで
人々が笑っていると
自分が馬鹿にされていると思い
専門医の門を叩いた
今なお 通院は続いており
被害妄想こそ落ち着いたが
代償として
物事に感動しなくなって
冷血漢と思われて居そうだ
相変わらず 友達は居ないが
色々あって 沢山の仲間に恵まれた
ロンリーとソリテュードの狭間を
必死に泳いだ末に
漸く視えた光だ
そして私は 冷血漢ではない