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スレッドNo.7404

銀河の畔  ゆづは

駅前でもらった笹の葉の
影を夜風が揺らしている

五色の糸で
願いを結びます
年に一度のまたたきを待つ
あの織女のように

深い夜空から降り注ぐ静けさは
眠りゆく街を包み
灯りの消えた窓辺も
ささやかな暮らしも
満たしてゆく

待ちわびるだけの
一日に思えても
巡る季節のひとひらに
「変わらない」という
奇跡が宿っている

ここで年を重ね
やがてこの手を休め
独り 密やかに幕を引く

そのとき
ふと見上げれば
生きていた
あの暗く愛おしい地上が
天上だったと
気づくのでしょうか

もしも再び
この星へ降りるのなら
天の川が地平線に触れる
果てない砂漠の夜へ

誰も見たことのない
星の地図を 
広げてみたい

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